Ryoichi's column [奥脇良一 邸宅への想い]

メゾン・ド・オクワキの上質なフレンチスタイル。

maison d' okuwaki

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住まいへの想い 〜コラム スタートによせて〜

2010.08.03

1Fサロン/梁と暖炉.jpg誰でも、特にこれから自分の住いを建てたいと思っている人は、家に自分なりのこだわりや夢があるとおもいます。なかんずく我々男性にその傾向がつよいとおもいます。なにしろ虫や魚の次元から自分の縄張りや巣を持っているのですから。失礼、何も虫や魚と一緒にする心算はありません。これは男の本能だとおもいます。

私も男で物づくりのハシクレであります。かつて自分の住いを造るとき、いくつか気付いたことがあります。(新建材)は使うべきではない。なぜなら一見良い仕上がりに見えても、素材として没個性的であります。素材が長年つかいこまれ、経年変化してゆく過程を我々は(味わい)とかんじているのです。

そして、素材の持っている(厚み)を我々の本能は、ちゃんと看てとります。外から見てペラペラな感じを与える素材は、やはり本質もペラペラなもの、といえるのではないでしょうか。

それとは逆に、無垢で厚みのある板や太い柱は、たとえそれに節があったにしても、誰が見てもドッシリとした存在感があります。どんなデザインの住いを建てるにしろ、

こういった本能から来る情報は、大切にすべきであると、私は常づね思っています。


2008年に奥脇良一が甲府市の小野邸の茶室をプロデュースしました。

2010.08.28

露地から見た茶室露地から見た茶室書院書院
にじりぐちにじりぐちつくばいつくばい
腰掛待合腰掛待合違い棚違い棚
釜お茶会風景お茶会風景